一目均衡表とは?
今回はバイナリーオプションの一目均衡表ついて解説していきます。
一目均衡表はとても奥が深いテクニカル指標なので、
日本はもちろん海外のトレーダーにも人気があります。
ただし今までとは違う少し複雑な指標となってきますので
、具体例を交えながら解説していきます。

一目均衡表って何かの表のことだと思ってたけどテクニカル指標の一つなのね、文字だけ見れば簡単そうに見えるけど…

一目均衡表は投資家の中でも有名ですが、熟知している人は数名しかいないと言われるぐらい突き詰めると難しいです

まずはどうゆうものなのか、基礎を学んでから活用方法を学んで行きましょう!
一目均衡表とは
一目均衡表は「売り手」と「買い手」の均衡によって成り立っており、
そのバランスが崩れた方向性が確認できれば、
「いつ相場が変化するのか」「いつ目標値が達成されるのか」など、
「いつ」といった「時間軸」を重視して相場の動向を予測するものです。
一目均衡表は、「ロウソク足」と「5つの線」で形成されています。
5つの線について
- 基準線
- 転換線
- 先行スパン1
- 先行スパン2
- 遅行スパン
上記の5つの種類が存在します。
それぞれの異なる動きを予測し、チャートを分析していきます。

線がいきなり5本にも増えるの!?覚えることが急に増えた!!

確かに多いですよね

でもロウソク足とそれぞれの線の特徴を理解できたら、あとは使い方をマスターしていくのみです!戦える戦法が増えることは勝率を上げることにつながっていきますからね!
5本線の特徴
それではそれぞれの線の特徴を見ていきましょう!

基準線
過去26日間の最高値と最安値の中心値を表した線で、
中長期的な相場の方向性を示しています。
計算式で表すと、(当日を含めた過去26日間の最高値+最安値)÷2
転換線
過去9日間の最高値と最安値の中心値を表した線で、
短期的な相場の方向性を示しています。
計算式で表すと、(当日を含めた過去9日間の最高値+最安値)÷2
先行スパン1
基準線と転換線の中心値を26日先に記入した線です。
計算式で表すと、(転換値+基準値)÷2}を26日先行させて表示。
先行スパン2
52日間の最高値と最安値の中心値を26日先に記入した線です。
また、先行スパン1と先行スパン2に囲まれた部分を「雲」と呼びます。
計算式で表すと、{(当日を含めた過去52日間の最高値+最安値)÷2}を26日先行させて表示。
遅行スパン
当日の終値を26日前に記入した線です。
「前日比」は当日の価格と前日の価格を比較したものですが、
「遅行線」は当日の価格と26日前の価格を比較していることになります。

どうして26や9という数値が決定されているの?

それは一目均衡表の発案者である「一目仙人」が、正確性を期すために週足や分足ではなく日足で使うべきであると推奨しているからです。

その基本となる数値が9、17、26となっていることから、数値は原則固定して使われるようになったんですよ!
三役好転
三役好転とは以下の3つの買いシグナルが揃っている状況を指します。
- 転換線が基準線を上抜く
- 遅行スパンがロウソク足を上抜く
- ロウソク足が雲を上抜く
この条件が揃っている場合、
とても強力な買いシグナルとなり買い時であると言えます。
またこの逆の条件が揃った場合は
「三役逆転」となり、強力な売りシグナルとなります。

知っているだけで得する情報だね!早速使うー!!
「「「ちょっと待ってください!!」」」

確かに魅力的なシグナルであることは変わりませんが、この3条件を待っていたら売買トレンドに乗り遅れるケースも多々あります。

そのため、条件が2つ揃ったらエントリーをするというのも1つの選択肢ですよ!
いかがでしたでしょうか?
一目均衡表には他にも「時間論」「波動論」「水準論」という
3つの理論があり、上手く活用できれば勝率をアップさせることができるでしょう!
まずはチャート上に一目均衡表を表示させて、
どのような動きをするのか観察していくことから始めると良いかもしれません。
毎日見ていくと徐々に慣れてきます。
一目均衡表と他のテクニカル分析も組み合わせたりして
自分の勝ちやすいパターンを習得していきましょう!